加齢臭予防に!汗線をトレーニングする方法
加齢臭を予防するためには「良い汗」をかくことがポイントとなります。
積極的に熱いお湯で汗腺を刺激することで、汗線機能を高め、能動汗線の数を増加させることも可能です。
@高温手足浴
まず、高温手足浴です。
浴槽にかなり熱めのお湯(43〜44度くらい、火傷をしないくらい)を少なめにはって、両手(ひじから下)と両足(ひざから下)を10分〜15分くらい温めます。
この時、浴槽にイスをいれ、前かがみになると効果的です。
これは短期暑熱順化という原理で、四肢は汗線の予備力が一番多いところですので、能動汗腺を増やし、機能を高めるのには最も効果的なのです。
A微温浴
高温手足浴で入っていた熱めのお湯にぬるいお湯を足して、そのぬるま湯に全身でつかり、リラックスして、高温で高まった交感神経を安定させるのです。
この時、お湯に酢をいれるとより効果的です。
酢には発汗を促す働きがあり、汗腺機能の回復を手助けしてくれます。
B汗の乾燥
お風呂からあがったら、十分水分をタオルで拭いてから、すぐに服を着ずに、そのまま汗を乾燥させます。
目に見えない汗が汗線から出やすくなり、汗腺の機能を高めることができます。
このとき、りんご酢や黒酢、クエン酸を使ったドリンク、生姜ドリンク(すりおろしたショウガにハチミツを加えてお湯で溶き、夏場は冷やしておく)で水分補給するとよいでしょう。
以上を5、6月頃から3週間ほど続けると汗腺機能が高まり、日を追うごとに良い汗をかけるようになります。